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October 30, 2004

ラジオ・カセット・テープレコーダー Radio Cassette Taperecorder

1965年にオランダのフィリップス社が、互換性を厳守することを条件に世界中のメーカーに対してコンパクト・カセットの基本特許の無償公開に踏み切り、それが世界に普及する礎となった。最初のうちは音質の面から語学学習やインタビューなどに使われることが多かったが、やがて音質面が改良されてステレオ仕様の製品が安くなってくると、レコードよりも気軽に持ち出せて聞ける音楽メデイアとして使われるようになった。やがてラジオから手軽に直接録音ができる複合機器として、ラジオ・カセット・テープレコーダーが出てくることになる。

自分自身もシンセサイザーを初めて購入した時は、まだキーボード・アンプなるものを持っていなかったので、スピーカーを飛ばさないように気をつけながら外部入力端子に接続して音を鳴らしたり録音をしていた。また、レンタル・レコード店がない時代にはFMからの録音、俗に言うエア・チェックが大きな音楽情報源だったのでフル稼働させていた。今もその頃に録音したカセット・テープが山ほど埋もれている。

手軽に音楽が聴けるツールであったラジオ・カセット・テープレコーダーであったが、後にMDの普及、圧縮ファイル用のソリッド・オーディオの普及によって今では街角で目にすることも少なくなった。そんなラジオ・カセット・テープレコーダーについての記事を目にした。

アーティストたちに見直される「ラジカセ」の魅力

この記事の中で目を引いたのはラジャーがやっているノイズ・ミックスの手法。冨田勲の『惑星』でも、曲中の交信音の雰囲気を出すために富士山から東京までトランシーバーで電波を飛ばしてノイズを混ぜたりしたそうだ。また自分自身もラジオのノイズをシンセサイザーで加工して使ったこともある。

今も昔のテープを聞いたりするためにラジオ・カセット・テープレコーダーは現役で使用しているが、なかなか重宝している。

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