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October 01, 2004

『耳震 Earquake』 (耳栓付)

クラシックといえば世間一般的に優雅に静かに鑑賞するものだというイメージがあるが、どっこいそうでもないものもある。ずいぶん昔に輸入CD店を回っていて見つけたCDの一つ、『Earquake』なんかその最もたるものだった。

まずジャケットにぶっとぶ。スーツを着た男が地球をバックにラジオ・カセット・テープレコーダーを腕に持ったままのけぞっている(爆笑)。その上に大きくEarthquakeならぬ『Earquake』の文字。そして、他のCDには絶対にない特徴というか特別付録。なんと、CDケースのヒンジの部分に耳栓が封入されているのだ!(笑)・・・・・・耳栓して聞けってか?しかもヒンジ部ということはケースを解体しないといけないので、なにげにスキルの高い商品である。

mimisen.jpg <↑これが問題の耳栓だ(写真右上の黄色い物体)>

16曲の選曲もなかなかのものだ。

1.Hanson's 6th (H.hanson)
2.Invocatio (T.rangstrom)
3.Mountaineers (A.Khachaturian)
4.Ala et Lolly (S.Prokofiev)
5.Prism (J.Druckman)
6.Night Of The Mayas (S.Revueltas)
7.Aladdin (C.Nielsen)
8.Malambo (A.Ginastera)
9.Weapon Dance (E.Schuhoff)
10.Nostalgic Thoughts (L.Segerstam)
11.Machine (W.Bolcom)
12.Bacchanale (J.Ibert)
13.War Dance (O.Respighi)
14.Can-Can (D.Shostakovich)
15.Angel Of Light (E.Rautavaara)
16.Hekla (Volcano) (J.Leifs)

しかも耳が慣れてしまわないように5曲目、10曲目、15曲目に律儀に静かな曲を入れるというあざといまでの狡猾さだ(笑)。その上、曲間0秒でまた大音響の世界に(笑)。 なにが悲しぅてここまでこだわりを見せるのか、外国人の考えることは理解しがたいものがある。

演奏はすべてレーフ・セーゲルスタム指揮のヘルシンキ・フィル。これがなんと140人編成で、曲によってオルガンを入れたり、コーラス隊を入れたり。そして22人ものパーカッションも参加していて、石をハンマーで叩いたりメタルのチェーンや鉄板やサイレン、大砲まで鳴らす始末。いやはや。

私はレスピーギやプロコフィエフやハチャトゥリアンは好きなので他の演奏も持っているが、こんなうるさい『ガイーヌ』の『山岳民族の踊り』や『スキタイ組曲 アラとローリー』は知らん(笑)。しかも『スキタイ組曲』は最初2分だけだと非常に物足りなくてえらく悲しい。テンポもヤケクソみたいに速いし(苦笑)。

ということで、眠気ざましにも最適なCDだ。いや、こういうの、結構嫌いじゃないけどね(笑)。


Earquake
Earquake

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