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October 23, 2004

吉村弘 「余韻」展

昨年10月22日に63歳でお亡くなりになった吉村弘の写真展、『吉村弘 「余韻」展』を見た。現代音楽、環境音楽で有名な方で昨年亡くなった時にはニュースにもなっていた。

吉村弘の作品でよく知られているのは帝都高速度営団(現・東京地下鉄)の地下鉄・南北線の発車サイン音であろう。また、神奈川県立近代美術館の開館閉館のサウンドロゴ、お台場ヴィーナス・フォートにある「シュウウエムラ・ファクトリー」の環境音、大阪国際空港ターミナルビル展望デッキの環境音なども手がけている。

『吉村弘 「余韻」展』は、10月19日~10月23日に広尾の工房“親”という場所で催されていた。ちょうど10月20日が誕生日、そして10月22日が一周忌にあたるということもあってのようだ。

ギャラリー内には30枚ぐらいの写真が展示されていた。どれも自然をモチーフに撮られた写真で、何枚かには氏のメモのような楽譜が木の枝の間に挟まれて映っていたりする。水面に映る風景や木々の梢や葉が、その向こうにある自然の美しさが聴こえてくる。もちろん、ギャラリー内ではひそやかに環境音楽が聴こえていた。

まだまだ煩悩や雑念が抱えきれないほど多く、がさつな私ではあるが、このような空間にたまに浸ると、「ほっ」と何かが解放されたようになる瞬間がある。【戻った】ような気持ちになれるのだ。

本当に惜しい方を失くしたと思う。非常に残念でならない。

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