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November 28, 2004

切り刻まれた音楽

少し前のニュースだが、1985年にエチオピア飢餓救済を目的に開かれた大規模チャリティーコンサート「ライブ・エイド」のDVDボックスが発売されたそうだ。

ライブ・エイドが初のDVD化、海賊版のはんらんで

1984年にUKのミュージシャンによって録音されたチャリティ・ソング「Do They Know It’s Christmas?」、1975年にUSAのミュージシャンによって録音されたチャリティ・ソング「We are the World」を受けて、1985年7月13日にロンドン・ウェンブリー・アリーナとフィラデルフィアJFKスタジアムの2カ所で当時の主なロック・ミュージシャンを集めて行われた一大チャリティ・コンサートだった。

当時この模様は全世界に中継されて、日本もフジテレビが放映権を手に入れて中継をした。当時ビデオ(βだったりする)で録画の準備をして楽しみにしていたのだが、この放送が実にすごいものだったのだ。

まず曲で用意した同時通訳がいるのだが、あまり慣れていない様子。「Hello」というと数秒して「・・・・・・こんにちは」、「Are You ready?」と言うと「・・・・・・準備はよろしいですか?」みたいな感じで、臨場感をあまり感じない通訳だった(笑)。またスタジオにいた人のあまりにも的外れな解説が、とてもがっかりさせてくれた。

だがそれは序の口。ライブの中継中、回線の調子がおかしいのはまだ仕方が無い。ところが日本のバンドの演奏やトーク、CMなどで現地から中継されている演奏がズタズタに切られてしまったのだ。しかも最後の最後まで尻切れトンボだから徹底している(苦笑)。どう考えても音楽の中継とは思えないひどさだったのだ。いったいこの番組の放映権を手に入れて放送した人たちは「何を考えていたのか」、常識を疑いたくなる暴挙だったと思う。

今でもTV番組の暴挙は多く耳にするし、またいろんな場面で音楽が切り刻まれているのも耳にする。どうかもっとほんの少しでいいから音楽を大切にしてほしいと願うばかりなのだが・・・・・・。

ちなみに今回出たDVDはもちろんその心配はない。20年待ったという感じだ。


ライヴ・エイド(初回)
ライヴ・エイド(初回)

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Comments

 こん**は、サンタパパさん。トラバさせていただきました。私も注文しているのですが、他のCDと一括配送にしたものでまだ届いていません。TV放送の件、幸い私はその当時TVを見る暇もなかったのでかえって良かったかもしれません。コメントいただいた方に教えていただいたのですが、トラウマになるくらいひどかったそうですね。

Posted by: ゆうけい | November 30, 2004 at 12:32

>ゆうけいさま

トラックバックありがとうございました。
期待が大きければ大きかった分、見なくてよかった部分は多いと思います。あの放送は本当にトラウマになった人は多いと思います。文化に対する愚弄にも等しい行為だと思っています(怒)。

今回DVDが発売になって本当によかったと思います。もうあんなコンサートはまず開かれることはないでしょうし。

Posted by: サンタパパ | December 01, 2004 at 22:38

私も見ていましたが、あんなひどい放送を見たのは初めてでした。たぶん、私が見たテレビ番組としては、最悪のものだと思います。昔は正月のテレビ番組などで、進行がなっていないと思うものは結構ありましたが、それよりも酷いものだと思います。放送するために結構お金をかけたはずなのに、なんたる失態。担当プロデューサーは左遷されたに違いありません。というか、そういう人は製作の現場にはいてはいけません。

Posted by: getsmart0086 | December 03, 2004 at 22:21

>getsmart0086さま

見ておられましたか。当時あれを見てTV局に怒りを覚えた人も多いんでしょうね。
「そういう人は製作の現場にはいてはいけません」というのはもう一も二も無く賛成なんですが、実際まだ多くいるように思います。
街にあふれる音楽も、例えばFMやコンビニエンス・ストアで流れている音楽にしても、唐突にぶち切って平気であるという感覚がどうも生に合わないので、そういう件についてもそのうち触れたいなとも思っています。

Posted by: サンタパパ | December 03, 2004 at 23:12

はじめまして。マンガウルフさんのとこから来ました。今日初めて伺ったのですが、おもしろいですね!!トラックバックさせていただきましたが、ライブエイドに関しては当時小学生のため、そういうことが行われていたことも知らなかったのですが、ひどかったのですね。NHKFMで萩原健太氏が当時のことを話していたのですが、同時通訳、解説者は政治畑の人ばかりだったので皆音楽オンチで酷かったそうです。


>音楽が切り刻まれているのも

そうですよねー。ラジオはNHKFMとAMしか聴きません。正直民放のFMよりAMのほうがまだマシだったりすることがありますよね・・・。

Posted by: kawahara | December 04, 2004 at 18:00

>kawaharaさま

コメントとトラック・バックをいただきまして、どうもありがとうございました。阪神ファンなんでシーズン中はマンガウルフさまのところによくコメントしてまして、いつもお世話になっています。

当時の放送はβテープに録画していますが、貴重なライブが多いのですがそういう番組になってしまったために、あまり見返すことがありません(涙)。

「ラジオはNHKFMとAMしか聴きません」というのは分かるがします。制作サイドの方々がちょっとだけ、ほんのちょっとだけ考え方を持って配慮すればずいぶん変わると思うんですけどね。

これからもよろしくお願いいたします。

Posted by: サンタパパ | December 04, 2004 at 23:16

koyamaと申します。
えー、ゆうけいさんいわくの「トラウマになった」
本人のひとり、であります(爆
買った方が良いソースなのでしょうが、未だに触手が
このDVDにはピクリとも動きません(涙
同時通訳もたしかに爆笑モノでしたね。
CLAPTONがLAYLAを歌い終えて「Thank you, Good-bye」
と言うのにもいちいち通訳を入れて、しかも「有難う、
皆さんこんにちは」てな訳でしたような気が・・・・(号泣
いろいろな面で、20年経っても歴史に残る、最低の番組で
あることは間違いないです。故・逸見さん、寺田理恵子アナ、
南高節(ナンコウブシ、じゃないですよw)同時通訳の
おじさん・・・・いない方がよい人ばっか(切腹ーーッ

Posted by: KOYAMA | December 09, 2004 at 23:24

>KOYAMAさま

ゆうけいさまのところでその熱い思いは聞かせてもらいました。同じ思いだけによ~~~~~~~~~~~く、分かります!
もう「フジテレビのライブエイド」といえば伝説に残る愚挙なのですが、あのころと根本的なものが変わっていないような気がするのが悲しいです・・・・・・。

Posted by: サンタパパ | December 10, 2004 at 23:35

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