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November 17, 2004

『Salsa Guidebook for Piano and Ensemble』

1990年前半はサルサがようやくマニアのものから一般的にも知られてきた頃だったが、まだまだ情報は圧倒的に少ないのが現状だった。キーボード・マガジンに短期連載していたオルケスタ・デル・ソルの森村献のモントゥーノ講座を切り取って保存したりしていた頃だ。そんな時にバイブル的な存在だったのが、Rebeca Mauleonの『Salsa Guidebook for Piano and Ensemble』だった。

全編英語で260ページもある本だったのではあるが、幸い写真と挿絵、そして楽譜が豊富に載っているので、思ったよりも抵抗感はない。また文学ではないので難しい言い回しはあまちなく平易な言葉で書かれてる。

レコードを聴いているだけでは漫然としか分からなかったことが、この本には用例も挙げて理論的に書かれているために非常に重宝した。ましてや他にガイドブックの類もないのでまさにバイブルといっても過言ではない本だった。

著者のRebeca Mauleonはピアニストで、私は「JAZZ VISIONS」というテーマ・セッションのライブ映像のひとつにあった、『ラテン・ファミリア』の中で弾いている映像で見たことがある。このセッションはピート・エスコベードとシーラEの親子が出たりという楽しいセッションの映像だった。

巻末に主なラテンのリズム・アンサブル例が譜面になってたり、参考になるディスコグラフィが載ってたりと、資料的にも豊富だった。今なお手放せない本のひとつだ。

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