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December 01, 2004

『ボサノヴァの歴史』

1992年に邦訳が出たボサ・ノバの誕生前後について書かれた研究書である『ボサノヴァの歴史』(JICC出版局)。といってもドキュメント・タッチの読み物になっている。

著者はルイ・カストロ。1948年生まれというからちょうど青年時代にボサ・ノバのブームの真っ只中にいたことになる。ブラジルの主要紙誌の編集、執筆の仕事を手がけている人らしい。翻訳は日本のブラジル音楽ファンにはおなじみの国安真奈だ。なにせ500ページを越す本なのでずっしりと読み応えがある。

この本ではジョアン・ジルベルトを中心に据えて、ボサ・ノバが生まれる前から、誕生して世界に広まっていくまでが描かれている。人間ジョアン・ジルベルトがよく見えてくるような感じで非常に興味深い。読んでいくにつれてどんどん引き込まれていく面白さがあるので、ボサ・ノバの興味があってまだ読んだことのない人にはぜひ読んでいただきたい本である。

調べてみたら今は音楽の友社から改訳版が出ているそうだ。表紙が違うので間違えて買ってしまいそうだが(笑)、どこが改訳になっているのか興味があるところだ。

ボサノヴァの歴史
ボサノヴァの歴史


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