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December 07, 2004

『ドラミング・オブ・キューバン・リズム』

10年くらい前にビデオで出ていて長らく廃盤になっていた教則ビデオ、『ドラミング・オブ・キューバン・リズム』(アトス・インターナショナル)がDVDで出ていたので、先日喜び勇んで買ってきた。私自身はドラムはまったくやらない(できない)のだが、ビデオ時代にこれを見て鑑賞ビデオとして感慨を受けた映像だ。

講師は当時NGラ・バンダにいたカリスト・オビエド。NGラ・バンダは大好きだったので、1992年の渋谷クアトロから1994年の日比谷公会堂までは3年連続で見に行った覚えがある。ゲスト・ミュージシャンとして日本からベースの高橋ゲタ夫、ピアノの平田文人、コンガの横山達治が参加している。そして、DVDの最後付近では神保彰とのドラム・デュオでのバトルも見ることができる。

ここでは大昔のラテン・ドラムの教則ビデオで見られる形式とは大きく違い、ドラム・セットにティンバレス・セットを組み込んだキューバではよく見られる形のセットでの解説になっている(一部コンガの解説もあり)。俗に言う「ドラ・ティン」というものだ(この言葉は醜い日本語なのであまり好きではないが)。内容は以下のとおりで、キュ-バで演奏されるリズムについて解説している。

●デモンストレーション演奏
 〇”Crescendo”
●様々なリズム・アプローチ
 〇カスカラ・トラディショナル
 〇マルチャ・トラディショナル
 〇フュージョン/サルサロック
 〇チャランガ
 〇ソンゴ
 〇ボンバ・クバーナ
●Special Session with 神保彰 Sample Movie
●デモンストレーション演奏
 〇”Evening Para CALIXTO”

他の楽器が入らずにまずテインバレスの基本のリズムの組み立てから解説してくれるので、その後のドラムを入れるところまでが大変に分かりやすい。ライブだとややこしいことえをやっているように見える上に、他の楽器が入っていたりみなで踊ってたりで、何をやっているかが全然わからないのだが(笑)、さすがは教則ビデオである。もっとも分かったからすぐにできるものかというと、それは全然別問題だ(苦笑)。

見ていてリズムが気持ちがいいし、ラテンを知らないドラマーにとっても新しい世界が広がるので、ぜひとも多くのドラマーにお勧めしたい教則ビデオだ。


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