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December 20, 2004

『RHYTHM IS IT!』 MUSIC FROM THE MOTION PICTURE

昨日紹介した映画『ベルリン・フィルと子供たち』のサウンド・トラックCD。副題が「you can change your life in a dance class」と、この映画のテーマの内容を持ってきている。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主制作レーベルからの発売らしい。

CDの内容は映画の冒頭でも使われたベルリン・フィルのメンバーへのサイモン・ラトルのスピーチをそのまま収録。その後は、両者の演奏による「春の祭典」が収められている。この顔合わせでは初録音だということ。私はラトル指揮バーミンガム市交響楽団の「春の祭典」はこれまでに聴いた事が無い。私自身はこの曲にはまったのがアバド指揮ロンドン響だったのでそのイメージを強く持っているが、この演奏も割と趣味に合うので今後のお気に入りになると思う。

ただ、サウンド・トラック盤だからか自主制作盤だから分からないが、「春の祭典」1曲通して1つのチャプターというのはいかがなもんかとも思うが(苦笑)。以前聴いた『moog-original film soundtrack』のボーナスCDに収録されていたイエスの「Close to the Edge」が1チャプターで「ありゃりゃ?」と思ったが、それ以上である。せめて最低でも第一部の「大地礼賛」と第二部の「いけにえ」ぐらいは分けてほしかったですな。

その後の9曲は映画の場面で使われたKARIM SEBASTIAN ELIASのペンによる映画独自のサウンド・トラックの曲(演奏はアカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニー)。映画の冒頭と最後に耳にするドイツ語ラップの「Versteck Dich Night!」は最後に収録されている。この曲はいかにもリズム・ボックスを用いたリズムとバックのポルタメントの効いたシンセサイザーの音がなつかしく、そこはかとなくクラフトワークとタンジェリン・ドリームを生んだ国であることを思い出させてくれた。他の曲はいかにもサウンド・トラックらしい感じの曲で、美しく仕上げている。

サウンド・トラックにも「春の祭典」にも興味がある分、ある意味一粒で二度おいしいCDだったかなと思った。


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