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January 03, 2005

カメラマン

ライブ映像が好きなので、ライブビデオ・DVDなどを買うことが多い。楽器弾きにとってはいろんな勉強にもなるし、ステージのヒントになることも多い。

そういう映像作品を見ていて気になることのひとつ。昔の映像作品に多かったが、無関係のイメージ・ショットを長時間にわたって挿入すること。これは演奏シーンを楽しみにしていた人間にとっては非常につらい。制作する方もライブ映像だけでは不安になったり、飽きたりするのだろうが、そいういうものを期待していない者にとってはいい迷惑である。実際のところ、ライブビデオを買ってそういう映像が入っていた方がいいと思っている人の方が多いのであろうか?そのあたり私が世間とズレがあるのか、製作者のエゴなのかわからない。

次にボーカルにスポットが当たるのはよくわかるが、全員を写していない映像。ポピュラー・ミュージック系ではベースやドラムが「被害者」になることが多い。そういう部分を見たいという需要はあるのだから、たとえ数秒でも写してほしいものだと思うのだけどなあ。

もうひとつは昔の中継映像(最近でも生中継で時々ある)やアマチュアのカメラマンに見られるのだが、ソロに追いついていかないカメラワークがある。音楽を知らなければ仕方がないといえば仕方がないのかもしれないが、ポピュラー・ミュージックには8割以上があてはまる「文法」がある。サビの後が間奏であるとか、4小節もしくは8小節のブロックを基本にしているとかが分かっていればソロが始まって1~2小節の間にはカメラのピントは主役に向いているはずである。そこから戻すタイミングもそうは遅れるはずがない。また、実は多いのは「4バース」を知らないのでドラムにまったくカメラが行かないことがあったり、ドラムが終わった時に向けて始まった時によそを向いたりというチグハグな映像になったりする。

PAもそうであるが、カメラマンも音楽を「知っている」のと知らないのとでは雲泥の差があることは確かだ。自分でもカメラを回すことがあるだけによく思うことである。ちなみに16年前にキーボードをやってた頃、自分のバンドのビデオを撮ってもらって、その映像がとてもいいなあと思ったことがある。撮ってくれた方=大宮真人君はその次からパーカッションでバンドに入ってくれて、その出会いが後に私がパーカッションを始めるきっかけになった。


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