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January 28, 2005

色ごのみ

「色彩感あふれる音楽」などと音を視覚的な表現で捉えることはよく行われている。視覚と聴覚はそれぞれ違った感覚でありながら、隣り合った要素ももっているからであろう。

この話になると有名なのが1931年にカール・ジーツが行ったという実験から導き出される色と音の相関関係。それによるとジーツは以下のような結論付けをしたようだ。

C(ド) - 赤
D(レ) - スミレ色
E(ミ) - 黄金色
F(ファ)- 桃色
G(ソ) - 空色
A(ラ) - 黄色
B(シ) - 銅色

オクターブ上はまた同じ色を感じるとして、ここにない半音階はどうなるかというと、フラットが付くと暖色を、シャープが付くと寒色を連想させる傾向があるそうだ。黄金色が桃色の暖色かどうかと問われると難しい気もするが、ともかくそういうことらしい。これが汎用的かどうかは別にして面白いテーマではあると思う。

それよりも「音色」というだけあって、音程よりは音の持つ周波数分布の方が「色」を感じるであろう。例えばリムスキー=コルサコフの編曲が色彩感あふれると言われることがあるのは、その多彩な音色が入り混じりながら融合する構成になっていることが大きいのではなかろうか。

その曲から想起される色彩があったりするのだろうが、同様に歌詞や意味合い的なものを別にして曲の題名に色をつけているものもいろいろとある。いずれそのあたりについても触れてみたいと思う。


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Comments

こどもの音楽の本かなにかで、音符の色が色分けして書いてありました。ドは赤、レは黄、ミは緑、ファは橙、ソは水色。カールさんとは随分違います。

Posted by: おりがみ | January 29, 2005 at 22:24

>おりがみさま
こども向けの本はきれいに色分けしてますよね。そういえば、おもちゃやさんにあるちいさな鉄琴もカラフルに色分けしていたと思います。今度、見てみようっと。

Posted by: サンタパパ | January 30, 2005 at 00:45

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