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March 04, 2005

『武満徹 音・ことば・イメージ』

詩人でもある小沼純一の武満徹評論集。武満徹が亡くなって3年後の1999年に出版されている。ある意味、筆者からいえばひとつの総括になるともいえる本だろう。

いろんな角度から見た6編の評論と6編の短文で構成されているのは、詩人であることと無縁ではないように思える。私にとってはいささかピンとこない感じはした。


 *ピアノへ/ピアノから
武満徹と日本の戦後
 *夢の地図あるいはクラインの壺
宛先と「うた」の分有
 *音楽の庭
谷川俊太郎と大江健三郎
 *小説『骨月』をめぐって
題名と翻訳
 *マルジナリア
自然とコスモロジー


文章の方も情緒的に浸る傾向があるように思えて、私にはあまり入り込めない感じの本ではあった。ただ、あちらこちらにちりばめられているエピソードには興味をそそられるものがある。しばらくして、再読してみたらこの本に対する印象が変わってくるのかもしれない。

武満徹 音・ことば・イメージ
武満徹 音・ことば・イメージ


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Comments

そうですか、ぴんとこなかったですか。
それはそれでしかたがないですね。
今週、16日には『武満徹 その音楽地図』
という小著がPHP新書ででます。
また違った趣きを持っているかと思います。
手にとっていただけたら幸いです。

Posted by: konuma | March 14, 2005 at 00:54

>konumaさま
もしかして著者ご本人でしょうか?大変緊張しています。
このような本の場合はぴんとこないのは、読み手の問題もありますからお気になさらないでください。「しばらくして、再読してみたらこの本に対する印象が変わってくるのかもしれない」と思っています。
新刊の大変貴重な情報ありがとうございます!興味は大変ありますので、絶対買うと思います。

Posted by: サンタパパ | March 14, 2005 at 02:16

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