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March 28, 2005

声の力―歌・語り・子ども

河合 隼雄、谷川 俊太郎、阪田 寛夫、池田 直樹の4人の参加で行われたシンポジウムの公演内容を元に作られたのが、『声の力―歌・語り・子ども』(岩波書店)。

メイン・テーマは「声の力」となっているが、臨床心理学者の河合隼雄、童謡作家の阪田寛夫、詩人の谷川俊太郎、声楽家の池田直樹と、それぞれ違う立場の人がそのテーマに添って子どもの文化を軸に話をするので、大変内容に幅がある。それだけに非常に興味深い話が聴けてうれしい。

いろいろと印象深い話があるが、池田直樹の「怒る歌を歌う時は必ず歌う前に怒る息が入って歌う。笑うときは笑う息、悲しいときには悲しい息が入ってその悲しい歌が始まる」ことについての話などは、表現者にとっては非常に大切なことだと感じる。

本には4人による対談集も収録されていて、和気藹々とした雰囲気の中で種々雑多な話が飛び交うのがまた面白い。声と言葉についてもう一度考えさせられた本である。


声の力―歌・語り・子ども
声の力―歌・語り・子ども

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