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April 11, 2005

『気分はグルービー』

1980年代初めに少年チャンピオンで連載されていたバンド漫画で、佐藤宏之の代表作。

高校生のドラマー・ケンジが同じ高校のバンド、ピテカントロプスと出会ってから卒業までの物語が13巻に綴られている。青春時代ならではの苛立ちや自問自答、メンバーそれぞれの想いなどが、時にはギャグを交えて、時には感傷的に描写されていた。作者本人もバンド経験者らしく、絵の描きこみもさることながら、メンバーのちょっとしたしぐさや動きに非常にリアリティがあって頷きたくなるところが多くあった。何よりも音楽に対する愛情が溢れているのがよくわかり、今読んでも心がきゅんとしたり、泣きそうになるような場面もある。

私にとっては自分自身でバンドを組んだ時に理想に思っていたのが、このマンガに出てくるピテカントロプスだった。都合6年、解散後も2回再結成ライブを行ったバンドができて、今も心に残っているのはそういう影響も大きい。自分の中の青春の本のひとつである。


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Comments

こんばんは。
以前僕のブログのエントリーにコメントも頂きありがとうございました。あの時にこのマンガ読み直しましたが、懐かしさと甘酸っぱさが込み上げてきて、一気に全巻読破してしまいました。また、何年か経って、また読みたいと思っています。
TBさせてもらいました。

Posted by: getsmart0086 | April 14, 2005 at 23:36

>getsmart0086さま
こちらこそありがとうございます。トラックバックを送ろうと思いつつ、ばたばたしていたところでした。
私にとっての青春の書ですね。名作だと思います。何よりも音楽に対する愛情がいいです。

Posted by: サンタパパ | April 15, 2005 at 07:31

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Tracked on April 14, 2005 at 23:31

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