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July 02, 2005

武満徹『フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム』

1990年、武満徹の晩年、60歳の時の作品。「5人の打楽器奏者とオーケストラのための」となっている。カーネギーホール創立百周年記念委嘱作品として作られて、10月に小澤征爾指揮ボストン交響楽団とネクサスによって初演されている。

タイトルは大岡信の詞、「澄んだ青い水」の一節からとられているらしい。5という数字をモチーフに作曲されているということだ。40分弱ぐらいの曲ではあるが、全体に小川の流れが変化をするように、静かにたゆたうような音を感じさせてくれる。どこかしら無国籍な情緒を感じさせてくれる打楽器もよい。セリフのない短編映画を1本見ているような作品で、割と好きな曲のひとつである。

カール・セント・クレア指揮パシフィック交響楽団のネクサスが加わったアルバムを持っているが、カップリングが1988年の作品で友人でもあったジョン・ケージの弟子・モートン・フェルドマンに捧げられた『トゥイル・バイ・トワイライト(モートン・フェルドマンの追憶に)』と、代表作の一つである『弦楽のためのレクイエム』。


武満徹 : フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム
武満徹 : フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム


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