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July 22, 2005

ヴァレーズ『イオニザシオン/アメリカ/アルカナ/砂漠』

20世紀初頭のヴァレーズの曲をピエール・ブーレーズがシカゴ交響楽団を振って、20年ぶりに再録音した作品集。

この中でも「イオニザシオン」は「13人の打楽器奏者のための」と書かれているように、打楽器を基本にした現代曲の中でも最も古い部類になり、いわば「古典」であるともいえる。6分弱というコンパクトにまとまったこの作品は静かに盛り上がって消えていくまでの響きにほのかに温かみを感じる演奏だ。

「オーケストラのためのアメリカ」などはヴァレーズが影響を受けてきた音楽なども感じることが出来てほほえましい。ヴァレーズが20世紀の前半に書いた主な4曲が収められていて、打楽器の立場から見ても興味深い曲集ではある。


ヴァレーズ:イオニザシオン/アメリカ/アルカナ/砂漠
ヴァレーズ:イオニザシオン/アメリカ/アルカナ/砂漠

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Comments

ご無沙汰致しております。

「イオニザシオン」は、ニコラス・スロムニスキー指揮による世界初録音(1933年)がCD化されています。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=668246

78回転SPの時代がかった音質で聴くと、レトロフューチャーと言うか、何とも不思議な感興があります。

同CDにはクララ・ロックモアとストコフスキーの共演による、フューリハンの「テルミン協奏曲」世界初演ライヴといった珍音源も収録されており、こちらも面白いです(^^)

Posted by: Tando | July 24, 2005 at 23:42

>Tandoさま

おひさしぶりです。コメント、ありがとうございます。

「イオニザシオン」の初演のCD興味ありますね。もう今となっては前世紀の古典になりつつあるというのも感慨深いです。

「テルミン協奏曲」というのもあるんですね。相変わらずTandoさまの深い情報には敬服すると同時に感謝します。

Posted by: サンタパパ | July 25, 2005 at 01:14

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