« センセロ・バホ Cencero Bajo | Main | 仮面ライダー 響鬼 二十六之巻 「走る紺碧」 »

August 10, 2005

風鈴

ひらがなで書くと「ふうりん」。その柔らかさに情緒がある。言葉を聞くだけで涼風を感じるように思うのは、それまでに積み上げられた風鈴から受ける印象が刷り込まれているからであろうか。

英語ではwind bellと言うそうだ。耳から感覚的に涼をとるのだが、あの澄んだ高い音になんとなく涼を感じる秘訣があるのだろう。始終鳴っているよりは、時々、そよ風にあわせて鳴ると風情があるように感じるのも不思議だ。

数年前に新宿の裏路地で風鈴売りのおじさんが屋台を引いているのを見たことがある。ぎっしりと屋台を覆うように張りついた風鈴が、車の振動に合わせてちりりちりりと音を立てていた。なんだか夢のような光景だった。

風鈴に 物縫ふ瞳 移しけり   清原枴童


|

« センセロ・バホ Cencero Bajo | Main | 仮面ライダー 響鬼 二十六之巻 「走る紺碧」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53033/5400238

Listed below are links to weblogs that reference 風鈴:

« センセロ・バホ Cencero Bajo | Main | 仮面ライダー 響鬼 二十六之巻 「走る紺碧」 »