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August 26, 2005

『展覧会の絵』エマーソン・レイク&パーマー

ロック・キーボード・プレイヤーとして70年代を席巻したキース・エマ-ソンのトリオ編成によるプログレッシブ・ロック・バンド、エマーソン・レイク&パーマーの代表的なアルバム。

ムソルグスキーの『展覧会の絵』というピアノによる組曲は、どうも編曲家が非常に食指を動かしたくなる素材のようで、オーケストラに限らずブラスバンドやギターなど多くのアレンジがなされている。このエマーソン・レイク&パーマーによるライブ演奏では『展覧会の絵』の曲を素材に、途中「どこが『展覧会の絵』やねん?」的な大胆なアレンジがなされている。アンコールのチャイコフスキーの「くるみ割り人形」をアレンジした「ナットロッカー」までのその熱気溢れる演奏によるこのアルバムは、まさに名作といえると思う。

キース・エマ-ソンはエマーソン・レイク&パーマーでの演奏は、初期ではピアノやハモンド・オルガンに加えて専用のムーグ(当時)のシステム55とミニ・ムーグ(当時)を主に使用していた。このミニ・ムーグはキース・エマ-ソンの要望と意見が色濃く反映されてライブ向けに開発された楽器であるとのこと。そしてこれが、ライブ向けのシンセサイザーの基本パターンであり、既にある意味では完成された形の楽器であった。

ちなみに1976年に新興楽譜出版社から出ていた『スーパー・ロック マルチ・キーボードの全貌』という本でも、いの一番にキース・エマ-ソンが採り上げられて多くのページを割いてるのをみても、当時の人気が推し量れるであろう。


展覧会の絵
展覧会の絵


ロバート・A・モーグ博士を偲んで


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Comments

こんにちは。
いつもブログはチェックしているのですが、書き込みは久々です。
このアルバムは僕がELPで唯一持っているアルバムです。ジャケットも好きですし、演奏も「くるみ割り人形」をアレンジしていたりしてしゃれっ気もありなかなか良いですよね。20年ほど前にライヴ映像を一度観た記憶があるのですが、カール・パーマーのドラミングが力が入っていてかっこよかったです。

Posted by: getsmart0086 | August 28, 2005 at 14:05

>getsmart0086さま

こちらこそご無沙汰していてすみません。おひさしぶりです。

今聴いても名盤だと思いますよ。ライブのフルーブがありますしね。このライブの映像もあるんですよね。昔よくロック喫茶で見ました。カール・パーマーはあのフィルのもたりがなければ(^^;、とてもいいんですが、かっこいいことは確かです。

Posted by: サンタパパ | August 29, 2005 at 22:45

 こん**は。ムーグの特集とても勉強になりました。キース・エマーソンの公演後にTBさせていただこうと思っていましたが、ようやくできました。でも、展覧会の絵からは一曲も無し(涙。まあともかくあのムーグモジュラーを拝ませていただけただけでもよかったです。

Posted by: ゆうけい | October 14, 2005 at 19:17

おおおおおおっっ!!!見に行かれたんですね。うらやましい。キース・エマーソンは永遠のアイドルです。

未だにムーグ・モジュラー・シンセサイザー、使っているんですね。なんだかそれだけでも本当に嬉しいです。「展覧会の絵」をやらなかったのは残念でしたね。

ムーグの特集、楽しんでいただけたのでしたらうれしいです。

Posted by: サンタパパ | October 18, 2005 at 00:06

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 昨日大阪でのキース・エマーソンのコンサートに行ってきました。冒頭の写真はプロ [Read More]

Tracked on October 14, 2005 at 19:13

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