« 『復刻!ビンテージ・ピアノ・スコア30選』 | Main | 『日本人を<半分>降りる』 »

August 02, 2005

『人間の声の栄光????』F.F.ジェンキンス

クラシック好きでそのスジ(どのスジだ?)ではつとに有名な、19世紀の伝説のオペラ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンス(Florence Foster Jenkins)。その彼女の今世紀頭に出た、RCAビクターの100周年記念復刻が『人間の声の栄光????』である。英題は「The Glory(????) of the Human Voice」。

このフローレンス・フォスター・ジェンキンスについてはこの名前や『人間の声の栄光????』で検索すると数多くヒットする。かなり確度が高いと思われるので、興味のある向きは検索をお勧めする。

要するに非常にお金持ちだったフローレンス・フォスター・ジェンキンスは、音楽が好き好きででたまらず、レッスンをしてリサイタルを開いたが、はたせるかな彼女に一番足りなかった才能は音程とリズムに関するものだったのだ。それがどれほどのものであったのは、この『人間の声の栄光????』で聴ける。なるほど、百見は一聞にしかずと言いたくなるだけのインパクトがある。そして今なお、このレコードが復刻され、多くのエピソードと共に存在しているのは、単にそのインパクトだけとは言いがたいように思う。

決して好んで何度も聴こうと思うCDではないが、いろいろと考える機会になるCDではある。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 フローレンス・フォスター・ジェンキンス


人間の声の栄光????
人間の声の栄光????

|

« 『復刻!ビンテージ・ピアノ・スコア30選』 | Main | 『日本人を<半分>降りる』 »

Comments

HMVで試聴できましたが、
http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=308270030

声楽やオペラに関心のない私にもこの方のオンチさはわかりました。スゴイですね。音楽学校へ行かせなかった父親の気持ちがわかります。

大場久美子あたりとジョイントしてもらいたかったです。

Posted by: kawahara | August 03, 2005 at 00:03

おお、ジェンキンス夫人ですか!
「史上最も音痴だったプロ歌手」として、ギネスブックに載っていますね。

オハコの「夜の女王のアリア」も凄絶ですが、個人的には「ビアッシー」に長年祟られ続けています。
あのロシア語歌唱の物凄さと言ったら…もはや、マトモに「平均律」原曲を鑑賞することは適いそうもありません(^^;

Posted by: Tando | August 03, 2005 at 21:55

>kawaharaさま

「歴史的」なレコードであることが、ご理解いただけましたでしょうか?(笑) もう1枚、「ハイCsの殺戮」というCDがNAXOSから出ていますが、そちらは持っていません(^^;。

大場久美子はえらいですよ。アイドルの長い歴史の中で唯一、「自分は歌が下手だから」と言って歌うのをやめた人です。尊敬する人リストに入ってます(^^;。本当は他にそう言ってやめてほしい人は山ほどいるのに(^^;。

Posted by: サンタパパ | August 03, 2005 at 23:41

>Tandoさま

私もかつて興味半分に聴きましたが、ウワサ以上の尋常でないことに驚愕しました(^^;。

「ビアッシー」!!あれもかなりすごいですね(笑)。

Tandoさまも、頭の中でぐるぐる廻り続けてついにはジェンキンスなしには生きられなくなってきたとか?(笑)

Posted by: サンタパパ | August 03, 2005 at 23:44

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53033/5286916

Listed below are links to weblogs that reference 『人間の声の栄光????』F.F.ジェンキンス:

« 『復刻!ビンテージ・ピアノ・スコア30選』 | Main | 『日本人を<半分>降りる』 »