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September 02, 2005

『幻想惑星』ジャン・ミッシェル・ジャール

フランスのシンセサイザー奏者、ジャン・ミッシェル・ジャールによる多重録音による1976年に出たデビュー・アルバム。原題は『Oxygene』。

ジャン・ミッシェル・ジャールは『史上最大の作戦』や『ドクトル・ジバゴ』などで有名な映画音楽作曲家モーリス・ジャールの息子であることは有名。・パリ音楽院で作曲を学び、ミュージック・コンクレートで有名なピエール・シェフェールに師事して電子音楽の世界に入ったそうだ。この『幻想惑星』はもちろんジャン・ミッシェル・ジャール自身の作曲と演奏による多重録音であるが、その豊かなイマジネーションの世界に当時世界的にヒットしたアルバムとなった。続いて1978年に出た『軌跡』(原題は『Equinoxe』)は前作のイメージを推し進めて、さらにポップな感じになったアルバムだった。レコードのA面B面を、それぞれシームレスでビートを感じるシーケンスをバックに色彩感あふれるアレンジを施したシンセサイザーによる多重録音は、ジャン・ミッシェル・ジャールならではの世界だった。最後の絞めにフランス風に感じる哀愁を漂わせるあたりも面白い。

世界的にはそれなりに知られているアーティストであるのだが、日本では不当に知名度が低いように思われる。ちなみに1978年にシャーロット・ランプリングと結婚して、1998年に離婚しているそうだ。


幻想惑星/Oxygene
幻想惑星/Oxygene


軌跡/Equinoxe
軌跡/Equinoxe

ロバート・A・モーグ博士を偲んで


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Comments

彼は1989年のフランス革命200年イベントで音楽を担当していたと記憶しています。なんかフランスでの国際イベントに出てくるイメージ。シャーロット・ランプリングの夫だったとは!知りませんでした・・・。
調べたらイザベル・アジャーニと婚約していたとか、現在はアンヌ・パリローの夫、とか「大物食い」ですね(笑)。

Posted by: kawahara | September 03, 2005 at 22:21

>kawaharaさま

ジャン・ミッシェル・ジャールは中国でもライブを行ったりと、大きなイベントの時にはよく名前が出てくるアーティストだったですよね。

イザベル・アジャーニと婚約してたり、アンヌ・パリローの夫だったりするんですか!ううむ、そこまで恋の遍歴もすごいとは知りませんでした。

Posted by: サンタパパ | September 06, 2005 at 20:09

はじめまして。
ジャン・ミッシェル・ジャールといえばARP2600ですよね。というわけで半ば強引ですがTBさせていただきました(笑)

ほかにも興味深い内容満載なので、今後じっくり過去ログも含めて読ませていただきますっ。今後ともよろしくお願いします。

Posted by: じゅーん | September 10, 2005 at 09:13

>じゅーんさま

ご訪問とトラックバック、どうもありがとうございます。大変うれしいです。
mini moogを使っていたということでモーグ博士追悼特集に含める私の方が強引な訳で(^^;。ARP2600、持っておられるんですね。うらやましいです。

じゅーんさまのblogは私自身、大変興味のある内容で、楽しませていただきました。リンク貼らせていただきましたが、よろしいでしょうか?

これからも、よろしくお願いいたします。

Posted by: サンタパパ | September 11, 2005 at 00:00

リンク大変恐縮です!
こちらもマッハでリンク作業しておきますっ!

Posted by: じゅーん | September 11, 2005 at 08:06

>じゅーんさま

さっそくのリンク、ありがとうございます。大変うれしいです。
またじっくりと遊びに行きます。

Posted by: サンタパパ | September 12, 2005 at 01:54

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Tracked on September 10, 2005 at 09:15

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