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September 10, 2005

『よみがえる自作朗読の世界』

日刊スポーツによれば、北原白秋の生誕120周年が機会なのか、かつてSP盤で出た文豪13人の朗読のCDが復刻されることだそうだ。

白秋ら自作朗読CDで甦る

以前にいつもお世話になっている「◎銀璧亭◎」のTandoさまが今年2月6日のエントリー「「落花の雪」─ふたたび、美しい日本語」で、「晶子/朔太郎/春夫/白秋 他 自作朗読の世界」というCDを紹介されていた。私も購入して聴いてなかなか面白く思ったものだった。私自身は作曲者=演奏家至上主義ではなく餅は餅屋と思っているタイプだが、本人自身がどういう思いを込めているのか楽譜や字面だけで判るのではないということもまた事実であり、非常に興味深く思う次第である。まら、その時代の「空気」が判るというものもあるだろう。

今回のCDはデジタル処理で、おそらくノイズ除去やイコライジングを施して出されるらしい。構成なども変えて出すようである。このような歴史的な資料が整備されて出ることは喜ばしいことであろう。

1 思ひ出
2 汐首岬・邪宗門秘曲
3 トラピストの牛・渚
4 鴨
5 ハムレット生死疑問独白の場
6 源氏物語
7 昨日より
8 乃木坂倶楽部・火・沼沢地方
9 こころ・足羽川
10 旅・建設・客人
11 ゆふされば
12 ほのかにも
13 落花の雪
14 中辺路懐古
15 塔影
16 秋の夕・気候・キュピドの矢
17 寧楽の第一夜

ナレーション/朗読:坪内逍遥, 堀口大學, 与謝野晶子, 室生犀星, 北原白秋, 釈迢空, 斎藤茂吉, 川路柳虹, 河井酔茗, 萩原朔太郎, 高浜虚子, 土岐善麿, 西條八十


よみがえる自作朗読の世界~北原白秋、与謝野晶子、堀口大學ほか~
よみがえる自作朗読の世界~北原白秋、与謝野晶子、堀口大學ほか~


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Comments

これはすごい!

新装版では、新たに坪内逍遙が追加されてますね。
この人の「ハムレット」朗読SPは、通しでちゃんと聴いてみたいと念願してました。
さわりだけ聴いたことがありますが、講談調と言うか、いかにも古風な語り口だったと記憶しています。

発売日が今から待ち遠しいです(^-^)

Posted by: Tando | September 11, 2005 at 05:27

子ども相手に絵本を読むとき、・・一番読んでて「いい感じ」なのは、喉に負担をかけないふわっとした楽な声でゆっくりよんだときなのです。
演技っぽく声色をつけるより、こどもも集中して聞いているような・・。

作者の選び抜いた言葉が持つ力ゆえなのでしょうか。

作家自身が朗読する絵本CDとか、あったら聞いてみたいです。

Posted by: おりがみ | September 11, 2005 at 07:04

>Tandoさま
そうです。私も思わずリストを照らし合わせて、おおっと思いました。音のお掃除がどのくらいなされているのか判りませんが、食指が動きますね。
それより意外だったのは、「晶子/朔太郎/春夫/白秋 他 自作朗読の世界」がなんと500枚しかリリースされなかったとこですね。1000枚~2000枚ぐらいはと思っていたのでちょっとびっくり。

Posted by: サンタパパ | September 12, 2005 at 01:43

>おりがみさま

朗読のコツってありますよね。今はテープレコーダーを初めとして録音機器があるので、自分の朗読についてフィードバックできますが、なかなか魅力的な話し方というのはいろんな要素があって難しいものですね。

朗読についてはいろいろと興味もあるので、時々採り上げてみたいです。

最近moog氏の追悼特集が続きましたが、響鬼さんについてはもうしばらくしたら追いつくようにエントリーする予定です。

Posted by: サンタパパ | September 12, 2005 at 01:47

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