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September 16, 2005

ビクトル・ハラについて少し

『Z』や『戒厳令』を撮ったコンスタンタン・コスタ=ガヴラスによる『ミッシング』という映画がある。最近作られた同名の映画とはまったく関係のない別物で、1982年に作られている。ちなみに音楽の担当はバンゲリス・パパタナシュー。

この映画、作中での舞台は南米某国となっているが、1973年9月11日のチリの軍事クーデターがモデルになっている。当時、選挙によって社会主義政権を築いたアジェンデ政権に対して、USAの後押しでピノチェト元大統領が軍事クーデターを起こし、その後17年間大統領として独裁政治を続け、その間に3000人以上の反体制の人々が「行方不明」となり、40,000人が虐殺、100,000人が逮捕及び拷問されたとも言われている。

この時、アジェンデ政権時代の文化大使として中南米でコンサートをしていた、ビクトル・ハラはピノチェトの反対派として目をつけられた多くの人々とともに拘束されて国立競技場に連行されたという。ビクトル・ハラはギターを弾き人々を励ましていたが、兵士によってギターを取り上げられたそうだ。彼はなお手拍子をとって歌い続けたが、兵士によって両手を銃の台尻で砕かれた。なおも歌おうとするビクトル・ハラは兵士たちによって銃弾を撃ち込まれて殺害された。1973年9月16日のことだそうである。

地に平和を。


Victor Jara

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Comments

いろいろある9・11。
チリクーデター
同時多発テロ
今岡誠の誕生日
ビックリ総選挙・・・

おりがみはことしは3番目で記事を書いたけど、心の中では1番目も2番目もしっかりと刻んであります・・・4番目はスルー(苦笑)・・

Posted by: おりがみ | September 19, 2005 at 13:56

>おりがみさま

しばらく更新なくてすみません。
ビクトル・ハラは八木啓代さんの『ビクトル・ハラはなぜ死んだか』を呼んで知ってから、非常に心に残っている人です。
人には忘れてはいけないものがあると思います。

Posted by: サンタパパ | September 29, 2005 at 23:45

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