『パーカッション・マガジン』
しばらくサボっている間に、楽器のクラス・マガジンとしては大手のリットー・ミュージックから、昨年・今年と月刊誌『ドラム・マガジンの』別冊という形で『パーカッション・マガジン』が2冊発売されている。
しばらくサボっている間に、楽器のクラス・マガジンとしては大手のリットー・ミュージックから、昨年・今年と月刊誌『ドラム・マガジンの』別冊という形で『パーカッション・マガジン』が2冊発売されている。
思えば20世紀の初頭にイワン・パブロフ博士が行った条件付けの実験による研究は、この100年の間に「パブロフの犬」として誰もが知っている事柄になったのだなあと思う。ある意味、「社会常識」のひとつとも言えるかもしれない。
『武満徹 音の河のゆくえ』長木誠司+樋口隆一編(平凡社)は1996年に亡くなった現代日本を代表する作曲家、武満徹について18人の文章と詳細な年譜によって多角的に捕らえた本である。
以前に「モーツァルトはなぜモテる?」、「十八時の音楽浴」、「音楽で超えるかきね」で音楽療法とその周辺についてのエントリーを書いた。その後、音楽之友社から3月7月12月と年3回程度のペースで、『theミュージックセラピー』というムックが出ているのを知った。
サウンドスケープについての古典中の古典。もうカナダの作曲家・思想家マリー=シェーファーの四半世紀も前の著書である。400ページを超す読み応えのある著作を5人で翻訳をしている。
昨日はジョアン・ジルベルトを中心にボサ・ノバの歴史を描いた本を紹介したが、今回はボサ・ノバにおけるもう一人の重要事物、アントニオ・カルロス・ジョビンの伝記である『アントニオ・カルロス・ジョビン―ボサノヴァを創った男』(青土社)について触れてみたい。
芸術・芸能における音楽の特徴は、生演奏の場合は同時性を持って演奏者同士、また聴衆が一体となって楽しめることが挙げられるだろう。その中で音楽療法とは別に音楽を通じて連帯感を持ち、バリア・フリーの方向性を打ち出すようなことも行われている。
nokogirisouさまの「右腕をきたえたい」のエントリーで知ったのだが、今月号の健康雑誌「壮快」に「モーツァルトで耳鳴り、難聴、頻尿が治った!高血圧、リウマチ、不眠が速消えたと大ブーム」との特集があったとのこと。この手の健康雑誌の言うことをすべてまともに聞いていたら1日に100食ぐらい食べないと間に合わない(笑)と思いつつ、興味ある話題でCD付録つきということもあって買ってみた。
『伊福部昭の映画音楽』(ワイズ出版)は伊福部昭の映画音楽について代表作をあげて論評している本で、小林淳著・井上誠共編となっている。文字通り東京に出てからの東宝映画での第一作目『銀嶺の果て』から『ゴジラvsデストロイア』までの25本の映画を中心に書かれている。これまた2段組で300ページを超す力作で読了するのにずいぶんと時間がかかった。
昨日に続いて伊福部昭について読んだ本から『伊福部昭・音楽家の誕生』(新潮社)を。各章に伊福部昭のインタビューをからめて、木部与巴仁の筆によって伊福部昭の青年時代=1946年に32歳で東京に出るまでの歩みを綴った評伝である。
1990年前半はサルサがようやくマニアのものから一般的にも知られてきた頃だったが、まだまだ情報は圧倒的に少ないのが現状だった。キーボード・マガジンに短期連載していたオルケスタ・デル・ソルの森村献のモントゥーノ講座を切り取って保存したりしていた頃だ。そんな時にバイブル的な存在だったのが、Rebeca Mauleonの『Salsa Guidebook for Piano and Ensemble』だった。

冨田勲の著書、『音の雲―ずっと音の響きにこだわってきた』(日本放送出版協会)の紹介。冨田勲自身による半生記である。タイトルはもちろん「sound cloud」からであろう。冨田勲は私の音楽人生を左右した人物だけに、大きな興味を持って読んだ。
『音を作る―TV・映画の音の秘密』の木村哲人が1999年に出した本が『<キムラ式>音の作り方』(筑摩書房)である。著書の中でも、『音を作る―TV・映画の音の秘密』の続編として作られた本だと書かれている。同じような音についても前作と重複している部分もあるが、少し突っ込んだ書き方がされていたりする。
「音の仕掛け人」木村哲人の著書の一冊で1991年に出たものが、この『音を作る―TV・映画の音の秘密』(筑摩書房)だ。氏の著書の中で効果音についての著書は2冊刊行されているが、そのうちの一冊。この本を読んだのがきっかけで、三谷幸喜が『ラヂオの時間』に効果音のエピソードを盛り込むことになったそうである。
『音作り半世紀 ラジオ・テレビの音響効果』(春秋社)という本がある。NHKの大河ドラマなどの音響効果を担当した大和定次の著書だ。350ページ近いこの本には、大和定次の半生に渡る仕事の概要と音のヒントが書かれている。
3人寄れば文殊の知恵とは言うが、人の話を聞く機会が多いと人の数だけ知恵はあるものだなあと感心することが多い。人ひとりが経験できることは、生きている年数が少なければ少ないほどたかだか知れているし、また見過ごしていることも少なからずある。自分にとっては、人との交流や本や映画や音楽などを見聞きすることが大切な智の栄養源となっている。
カーペンターズは70年代に世界で大ヒットしたアーティストであり、また近年再評価の流れもあって若い人も耳にしているそうだ。私自身も、初めておこづかいを握り締めて買ったレコードがカーペンターズのシングル盤だった。擦り切れるほど聴いて、新しい曲を心待ちにした。カーペンターズと冨田勲を耳にしなければおそらく音楽を始めようとは思わなかっただろうし、アレンジにも強い興味を持つようにならなかったのではないかと思っている。
カーペンターズは曲もサウンドも素晴らしいことはもちろん、ボーカルのカレン・カーペンターのあの深みを帯びた声と心に響く表現力は唯一無二の魅力を持っていて、まさに不世出のボーカリストといえるであろう。その、カレン・カーペンターがかつてドラマーだったことは、ファン以外にはあまり知られていないのではないだろうか。

1948年にピエール・シェフェールらが『騒音の音楽』(残念ながら未だに聴いたことがない)という作品を作ったのが始まりと言われ、以降メシアン、ミヨー、ブーレーズらの名だたる現代音楽の作曲家たちがこのミュージック・コンクレートの手法を用いて作品を生み出している。日本でも黛敏郎、湯浅譲二らがミュージック・コンクレートによる作品制作に挑戦している。
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