Roland SPD-6


(写真上はKORG X-5DR,Roland VS-880,KORG N-5EX,KORG MICROKORG)【そして現在】
さて、だらだらと書いてきたシンセサイザー・クロニクルもこれで最後。個人的な趣味の話で長々と読んでいただいた方には本当に感謝多謝している。
今ではパーカッションを叩くことがほとんどだが、人間が隙間産業的な部分に位置しているのでたまに引かざるをえない場面に遭遇する。今のキーボードはハードウェア的には現在の技術水準の中ではある程度行き着くところまでは行っているので、後は付加価値をどう求めるかによって使う楽器の選択が決まってくる。
(写真上はBOSS DR-550,ALESIS SR-16,YAMAHA QX-3,Roland TR-808)【リズム・マシンなど】
一方、ドンカマチックから発展したリズム・マシン、シーケンサーの方はどうだったのだろうか。
(写真上はRoland S-330,Roland S-760,CASIO FZ-10M,YAMAHA SU-200,YAMAHA SU-10)【サンプリングの登場】
デジタル化に伴い、録音された音を加工してシンセサイザーの音源として使えるようになってきたのは前述の通りだが、自分でサンプリングして使う機械は、最初のうちはまだまだ高価だった。AKAIなどのメーカーがこの分野に参入してきて、コンシュマー系のサンプリング・シンセサイザーの発売が活発になる。
(写真上はKORG M1EX,写真下はYAMAHA FB-01,YAMAHA TX-81Z,KAWAI K1-R,KORG WAVESTATION A/D,CASIO VZ-8M,CASIO CZ-101,KORG 707)【デジタル化の波】
実は前回のYAMAHA DX-7の頃から次第にシンセサイザーはデジタル化していく。FM音源の場合はこれまではまったく違う発想での音作りになっているが、従来のVCO-VCF-VCA方式もDCO-DCF-DCA方式に変わっていくことになる。中にはキーボード業界に参入したCASIOが新しい音源方式でCASIO CZ-101などを発売している。そして、この頃からYAMAHA DX-7に右へ倣えとばかりにタッチ・レスポンスが標準装備になる。
(写真上はKORG POLYSIX,Roland JX-8P)さて、シンセサイザーを買ったのはいいがまだマルトトラック・レコーダーを持っている訳はなかったので、多重録音を始めるにはいたらなかった。当時、オープンリールのマルチトラック・レコーダーは40万円ぐらいしたのでおいそれとは買えるものではなかったのだ。少し経ってから、TEACがフィリップス社の規格を微妙に破るカセット・テープを利用した4トラックで9.5cm/秒のマルチトラック・レコーダーを発売したが、それでも20万円近くはした。最初はもっぱら音作りをしたり、シンセサイザーの同好会に属したり、演劇の効果音に参加したりした。そのうちに地方では当時なかなかシンセサイザーを持っている人はいないということで、友人がバンドに誘ってくれて、急遽キーボードの練習を始めた。
(写真上はKORG MS-50,MS-20)自分史の中でのシンセサイザーとのかかわりは、ちょうど国産のコンシュマー向けのシンセサイザーの歴史を後追いの形で重なってきている。ここで自分のメモ書きを兼ねて、私の上を通っていった(笑)シンセサイザーの変遷をエピソードを交えて書いていってみたいと思う。
【モノフォニックの時代】
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